オススメポイント: 短編映画界で広くその名を知られたイ・ドユン監督が脚本も兼ね34歳で撮った長編監督デビュー作。『新しき世界』(2013)のユ・オク撮影監督とペ・イリョク照明監督が技術面で若き才能をバックアップし、新人監督作とは思えない風格のある映像の作品となった。出演は『神と共に』2部作(2017、2018)のチュ・ジフン、「キル・ミー、ヒール・ミー」(2015)などのチソン、『奈落のマイホーム』(2021)のイ・グァンス。第51回大鐘賞映画祭で新人監督賞と脚本賞、編集賞にノミネートされた他、第39回トロント国際映画祭に招待され、「City to City」部門で上映された。