オススメポイント: 鈴木清順監督が大藪春彦の小説「人狩り」を原作に、宍戸錠演じる謎の男ジョーの活躍を描いた1963年の和製ハードボイルド・アクション。ポップアートやジャズを盛り込み、「清順美学」と呼ばれるスタイリッシュで斬新な作風が開花して、鈴木清順がカルト的に人気を得ていくきっかけとなった作品。脚本は池田一朗と山崎忠昭。国際的にも人気が高く、2012年には本作に大きな影響を受けたと語る香港のジョン・ウー監督によるリメイク企画『DAYS OF THE BEAST』が発表された。まだ実現してはいないが、現在も開発段階にあるという。