あらすじ：ボストン・グローブ紙の記者チームがカトリック教会内で起きた児童への性的虐待スキャンダルをスクープし、2003年にピューリッツァー賞に輝いた衝撃の実話を、『扉をたたく人』(2007)、『靴職人と魔法のミシン』(2014)のトム・マッカーシー監督が映画化した社会派ドラマ。第72回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門でプレミア上映された後、全米5館からスタートし、1085館まで拡大されるロングランヒットとなった。第88回アカデミー賞では6部門にノミネートされて最優秀作品賞と脚本賞を受賞、様々な映画祭や映画賞で評判となり、受賞とノミネート総数は200を超える。

　2002年1月、マサチューセッツ州ボストンの日刊紙「ボストン・グローブ」の新編集長マーティ・バロンは、特集記事を担当する精鋭記者によるチーム《スポットライト》に、カトリック教会の数十人もの神父による児童への性的虐待事件の調査を提案する。その事件は教会が長年組織ぐるみで隠蔽し、黙殺されてきた、触れてはならないタブーだった。《スポットライト》のメンバーたちは、教会からの圧力や妨害を受けながら、闇に葬られてきた真実を暴き出し、2002年、遂に全世界を震撼させるスキャンダルを紙面に掲載する…。


【配信期間：2022年3月22日～4月20日】