オススメポイント: インドネシア映画界の巨匠ガリン・ヌグロホの娘で、第24回東京国際映画祭TOYOTA Earth Grand Prixを受賞した『鏡は嘘をつかない』(2011)や第18回東京フィルメックス最優秀作品賞を受賞した『見えるもの、見えざるもの』(2017)などで知られるカミラ・アンディニの長編第4作。アーダ・イムランの書いたある西ジャワに住むスンダ族女性の伝記の第一章の映画化。全編スンダ語が使用されている。主演は『アリ&クイーンズ』(2021)のハッピー・サルマ。2022年の第72回ベルリン国際映画祭コンペティション部門でプレミア上映され、ラウラ・バスキが銀熊賞(最優秀助演賞)を受賞。インドネシアのアカデミー賞といわれる2022年インドネシア映画祭では最優秀作品賞など5部門を受賞した。