オススメポイント：　『男と女』(1966)の巨匠クロード・ルルーシュが、構想と準備に5年、撮影に約1年4ヶ月を費やし、世界各国の才能を集結させ、180分を超える歴史絵巻として描き切った奇跡の一作。音楽は『シェルブールの雨傘』(1964)のミシェル・ルグランと『ある愛の詩』(1970)や『男と女』のフランシス・レイというフランス映画界を代表する二大巨匠。さらにバレエ界の鬼才モーリス・ベジャールが振り付けを担当し、天才バレエダンサー、ジョルジュ・ドンがモーリス・ラヴェルの楽曲「ボレロ」に合わせて踊り舞う。全てのパーツがひとつになり、大団円で迎えるラスト15分は映画史に残る名シーンとなっている。