オススメポイント：　『アデル、ブルーは熱い色』(2013)で第66回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを獲得したアブデラティフ・ケシシュ監督が2017年に発表した日本劇場未公開作。『パリ20区、僕たちのクラス』(2008)の原作・脚本・主演で知られるフランソワ・ベゴドー著「La Blessure, la vraie」からインスピレーションを得て、南フランスの海岸沿いの町を舞台に、若者たちのひと夏の日々を叙情的に描いた青春恋愛ドラマ。第74回ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され共催企画のMouse d'Oro賞とLa Pellicola d'Oro賞を受賞した。2019年に同じキャストによる212分の続編『Mektoub, My Love: Intermezzo』が製作され、第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映されたが、その後現在まで一般公開はされていない。