あらすじ：『五福星』(1983)、『香港発活劇エクスプレス 大福星』(1985)に続くサモ・ハン監督による大人気アクション・コメディ“ラッキースター”シリーズの第3弾。日本初の4K版での配信。スケールもバカバカしさもどんどんスケールアップし、今回もミシェル・ヨー、カラ・ワイ、ムーン・リーなどなど、当時の香港の人気スターが30人以上大挙ゲスト＆カメオ出演している。香港では1985年年間興行成績第2位となる大ヒットを記録した。

　本作最大の見どころは、ラスト約10分の銃撃＆クンフー・バトル。特にジャッキー・チェン対倉田保昭の激闘は、ジャッキーが倉田の強さに屈するというジャッキー映画史上でも極めて珍しい展開になっている。理由は、当時ジャッキーは他の作品との掛け持ちで時間がなく、早く現場を後にする必要があったからだという。エンドクレジットはこれでもかという香港スターが大勢エレベーターから降りてきて楽しい日本劇場公開版とは違うオリジナル版。
　パタヤ・ビーチにバカンスやってきたキッド率いる＜五福星＞５人組だが、同行した女刑事ウーに香港の上司から現地でマーという男から手紙を受取るよう指令が下る。だが、マーは何者かに殺され、5人組も事件に巻き込まれていく。一方、刑事のマッスルとリッキーは麻薬組織壊滅のために香港で危険な捜査を続けていたが、敵の暗殺集団は手強かった。やがてその壮絶なバトルに香港へ戻った５人組まで加わり、状況はさらに大混乱となる。


【配信期間：2021年11月7日～12月6日】