あらすじ：19世紀後半のニューヨークにおけるギャング間抗争をハーバート・アズベリーが克明に記した同名ノンフィクションをベースに、巨匠マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオをはじめ超豪華キャストで映画化した歴史的叙事詩巨編。第60回ゴールデン・グローブ賞でスコセッシが最優秀監督賞、Ｕ２が最優秀主題歌賞を受賞した他、数多くの映画賞に輝き、第75回アカデミー賞では作品賞等10部門にノミネートされた。

　スコセッシの最初の映画化構想から30年。20年以上に渡って脚本の草稿を書き続け、遂に実現した念願の企画。総製作費150億円をかけ、イタリアのチネチッタ撮影所に19世紀のニューヨークを完全再現、当時実際に使用されていた食器など85万点の貴重な骨董品を小道具に使用して行なわれた撮影は270日にも及んだ。同時多発テロの影響で公開が約1年延期され、エンディングにはテロに対する怒りのメッセージが込められた。
　1861年、ニューヨーク。縄張り争いを繰り広げる移民同士の抗争により、目の前で父親を殺された少年アムステルダム。自らも投獄された彼は、15年の時を経て、父を殺したギャング組織のボス、ビルへの復讐を誓い、この地に帰ってきた。素性を隠し、ビルの組織に入り込んだアムステルダムは、そこで美しくも謎めいた女ジェニーに出会い、許されない恋に落ちる……。


【配信期間：2021年11月17日～12月16日】