あらすじ：『黄金の七人』(1965)【12月14日まで配信中】の大ヒットを受け製作された同じスタッフ＆キャストによる続編。ローマ信用金庫を狙う1作目のラストシーンから始まり、南米の某独裁国家を舞台に獲物も作戦も格段にスケールアップして、007シリーズばりの新兵器が次々と登場、ロッサナ・ポデスタが7色のコンタクトレンズと衣装でさらにセクシーでカラフルな大活躍を繰り広げる泥棒エンタテインメント大活劇。

　このシリーズの実質的な主役ともいうべきヒロインのロッサナ・ポデスタ（1934-2013）は、シリーズ製作時、製作、監督、脚本を兼ねるマルコ・ヴィカリオ夫人だった（1976年に離婚）。もともと『黄金の七人』は、なかなか当たり役に恵まれなかった妻を売り出すためにヴィカリオが監督、脚本まで手掛けた作品といわれ、続編の本作はその色合いがさらに強くなり、彼女の見せ場も多くなっている。
　アメリカ政府から高額なギャラで極秘依頼を受け、南米のとある独裁国家に潜入した“教授”とその手下6名、そして謎の美女ジョルジャは、独裁者として君臨する将軍の誘拐作戦を実行する。アメリカの狙いは最新の思考探査装置で将軍の考えを探ることだったが、“教授”の真の目的は革命援助金としてソ連から贈られた7000トンの金塊の強奪にあった…。


【配信期間：2021年11月16日～12月15日】