あらすじ：音楽ドキュメンタリーの傑作『ストップ・メイキング・センス』(1984)やアカデミー賞に輝いた『羊たちの沈黙』(1991)のジョナサン・デミ監督が、カナダ、トロント出身のシンガーソングライターにしてロック界のレジェンド、ニール・ヤングに密着。ナッシュヴィルでのグランド・オール・オプリー出演に向けた準備から圧巻のパフォーマンスまでを鮮明に捉えた感動の音楽ドキュメンタリー。2006年のサンダンス映画祭でプレミア上映された。

　「ハート・オブ・ゴールド（孤独の旅路）」は1972年の4枚目のアルバム「ハーヴェスト」に収録された曲で、シングル・カットされて全米ナンバー1となり、ヤング最大のヒット曲となった。ジョナサン・デミ監督は本作の後、2012年に同じくニール・ヤングのワールドツアー最終2日間を捉えたライブ・ドキュメンタリー『ニール・ヤング／ジャーニーズ』も監督している。
　本作は2005年8月18日と19日の2日間、ナッシュヴィルのライマン・オーディオトリウムで行われたコンサートの記録である。ニール・ヤングと彼のバンド・メンバー、ゲスト出演者たちが会場へ向かう車内でのインタビューに始まり、前半は本作製作時の最新26枚目のアルバム「プレ－リー・ウィンド」の収録曲、後半はアコースティックな彼の代表曲の数々が次々と登場、全21曲が演奏される。


【配信期間：2021年11月12日～12月11日】