オススメポイント：　『バスキア』(1996)、『夜になるまえに』(2000)のジュリアン・シュナーベル監督が、2007年に発表したファッション誌ELLEフランスの編集長だったジャン＝ドミニク・ボビーのベストセラー回顧録の映画化。閉じ込め症候群となったジャン＝ドミニクが20万回の瞬きで書いた回顧録は全世界31か国で 出版され、数百万部を販売する大ベストセラーとなった。第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でプレミア上映され、監督賞と高等技術賞を受賞したのをはじめ、第65回ゴールデン・グローブ賞で監督賞と外国語映画賞、第33回セザール賞で主演男優賞と編集賞など68の映画賞を受賞し、第80回アカデミー賞では監督賞はじめ4部門でノミネートされた。