オススメポイント：　内田裕也が、1978年に京都で起きた現役警察官による同僚の拳銃を盗んでの郵便局強盗未遂事件に着想を得て、『水のないプール』(1982)に続いて企画・脚本を担当し、主演した実録犯罪ドラマ第2弾。 『月はどっちに出ている』(1993)、『血と骨』(2004)などの崔洋一の監督デビュー作。小泉今日子が、当時はやりの竹の子族の踊りに興ずる、主人公の不良娘役で映画初出演。ビートたけし、横山やすし、アン・ルイスら異色のキャストも話題となった。1983年度キネマ旬報ベストテンで日本映画第9位に選出され、崔洋一が第38回毎日映画コンクールでスポニチグランプリ新人賞を受賞した。