オススメポイント：　『高地戦』(2011)、『タクシー運転手　約束は海を越えて』(2018)の俊英チャン・フン監督が2010年に発表した『映画は映画だ』(2008)に次ぐ監督第2作。カン・ドンウォン演じる北朝鮮の工作員とソン・ガンホ演じる元韓国国家情報院の諜報員で、今は探偵をしている男との奇妙な友情を描くアクション・ドラマ。2大スターの共演と斬新なストーリーが話題となり、韓国で540万人を動員する大ヒットを記録、2010年韓国興行成績第3位となった。第46回百想芸術大賞で監督賞、脚本賞を受賞したのをはじめ、第31回青龍映画賞最優秀作品賞、第30回韓国映画評論家協会賞監督賞と主演男優賞（カン・ドンウォン）を受賞した。