あらすじ：1974年～1991年にかけて活動したトーキング・ヘッズの1983年12月に行なわれた「スピーキング・イン・タンズ」ツアー。ジョナサン・デミ監督がその驚異のライヴを完璧な形で収録し、見る者に体感させる。「史上最高のロック映画」とも評される音楽ドキュメンタリーの傑作。日本では1985年の初公開時にロングラン・ヒットを記録、その後もリバイバルの度に多くのファンを熱狂させている。

　コンサートを見て感動したデミがツアーを追う映画を製作したいと熱望して実現した企画だが、メンバー全員もツアーの記録を映像に残しておきたいと考えていた。しかし、出資者は見つからず製作費は全額トーキング・ヘッズが負担したという。映画の題名は作品の中で肩幅の広いジャケットを着たデヴィッド・バーンが歌う「ガールフレンド・イズ・ベター」の歌詞の一節から取られた。
　収録曲は「サイコ・キラー」「ヘヴン」「天使をありがとう」「ファウンド・ア・ジョブ」「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」「ワンス・イン・ア・ライフタイム」「悪魔のラヴ・ソング」「テイク・ミー・トゥ・ザ・リヴァー」など全16曲。撮影は『ブレードランナー』『U2／魂の叫び』のジョーダン・クローネンゥェス。メイン・タイトルのタデザインを『博士の異常な愛情』『ブリット』などを手掛けたパブロ・フェロが担当している。

【配信期間：2021年9月16日～10月15日】