オススメポイント：　長編初監督作『クリスマスの夜に』(2017)で第42回グディニア・ポーランド映画祭作品賞など数多くの賞を受賞し、最新作『ヒヤシンスの血』(2021)がNetflixで世界配信されているポーランドの鬼才ピョートル・ドマレフスキが2020年に発表した長編第２作。17歳のポーランド人少女が出稼ぎ先で事故死した父の遺体を引き取りに単身、アイルランドに向かい社会の様々な理不尽に直面しながら成長していく物語。第33回東京国際映画祭などで上映され、第45回グディニア・ポーランド映画祭で最優秀脚本賞と主演のゾフィア・スタフィエイが最優秀新人俳優賞を獲得するなど4賞を受賞したのをはじめ、第33回金鶏賞観客賞、ダブリン国際映画祭新人賞など数多くの賞を受賞した。