オススメポイント：　ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠エリック・ロメールが1987年に発表した「喜劇と格言劇」シリーズの最終作『友だちの恋人』【9月26日まで配信中】の撮影の合間に16ミリ・フィルムで撮った連作短編集のようなオムニバス作品。画家を目指して創作を続けるレネットと民俗学を学ぶ学生ミラベル。偶然出会った２人の女性が体験する出来事を描く４つのエピソード。人生と向き合う女性たちの日常をロメール監督が瑞々しい感性で描く。出演はレネットに『ライオンと呼ばれた男』(1988)のジョエル・ミケル、ミラベルに『マジック・イン・ムーンライト』(2014)のジェシカ・フォード。ロメール監督はジョエル・ミケルの体験談に着想を得て本作を企画したという。