あらすじ：『殺人の追憶』【12月22日～1月20日配信】、『パラサイト 半地下の家族』(2019)などで国際的注目を集めるポン・ジュノ監督が2006年に発表した長編監督第3作。漢江に現れた巨大モンスターによるパニックを描き、韓国で1300万人を動員する歴代1位（当時）となる大ヒットを記録、第27回青龍賞最優秀作品賞ほか6冠、第44回大鐘映画賞監督賞、編集賞、第43回百想芸術大賞作品賞など数多くの賞を受賞、世界23か国で公開された。

　モンスターのデザインを担当したのはチャン・ヒチョル、制作は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『キング・コング』、『エターナルズ』などを手掛けるニュージーランドのVFX工房WETAワークショップが行った。2007年に続編の製作が決定し、デモフィルムも発表されたがその後製作は中断し、進展していない。2008年にはユニバーサルによるハリウッド・リメイクが発表されたが、こちらもまだ撮影には入っていない。
　ソウルの中心を流れる漢江(ハンガン)。休日を河岸でくつろいで過ごす人々が集まっていた。そこに突然、正体不明の巨大怪物<グエムル>が現れ、河川敷の売店で店番をしていたカンドゥの目の前で次々と人が襲われ、カンドゥの娘、中学生のヒョンソが怪物にさらわれてしまう。カンドゥの父、弟、妹の一家4人は政府に隔離されるが、携帯電話にヒョンソからの着信を受け、病院を脱出し、ヒョンソを救い出そうとするが…。


【配信期間：2021年12月26日～2022年1月24日】