あらすじ：リーマン・ショック直後、ニューヨークで実際に起こったストリップダンサーたちによる犯罪を追ったニューヨーク・マガジン誌の記事を基に、ジェニファー・ロペスが製作総指揮も兼ねて主演した犯罪映画。第44回トロント国際映画祭でプレミア上映されて評判となり、全米興行成績初登場第1位、最終的に興行成績およそ1400万ドルを上げるサプライズ・ヒットとなった。ロペスはハリウッド批評家協会賞最優秀助演女優賞他、数多くの賞を受賞した。

　主演は『クレイジー・リッチ』のコンスタンス・ウー。ウーやロペスをはじめ、ダンサー役の女優たちは全員数か月にわたって週数回、元シルク・ド・ソレイユのパフォーマー、ジョアンナ・サバキーの指導を受けてポールダンスの厳しいトレーニングを積んだ。結果、多くの女優たちがスタンドインを使わず自らポールダンスを演じた。また、ウーは、練習を兼ねてお忍びでストリップバーにダンサーとして出演し、一晩で600ドルを稼いだという。
　幼い頃母に捨てられ、祖母に育てられたデスティニーは、祖母を養うため、ストリップクラブで働き始める。そこでトップダンサーとして活躍するラモーナと出会い、姉妹のように親しい関係になる。2人は協力して大金を稼ぐようになるが、2008 年のリーマン・ショックでストリップクラブも大打撃を受ける。それぞれの差し迫った事情で金が必要なダンサーたちに、ラモーナはウォール街の男たちから金を騙し取る計画を提案し、実行に移すが…。


【配信期間：2022年1月19日～2月17日】