あらすじ：「愛とは決して後悔しないこと」という台詞も有名なラブストーリーの古典的名作。まったく違う環境に育った男女が出会って恋に落ち、さまざまな反対を押し切って結ばれるが、病魔が2人の幸せを引き裂いていく…。ライアン・オニールとアリ・マッグローが、好感度満点のカップルを爽やかに演じて涙を誘う。フランシス・レイがアカデミー賞作曲賞を受賞し、映画と共に主題曲も世界的に大ヒットした。

　パラマウントはエリック・シーガルの脚本で製作をスタートさせ、同時にシーガルに小説版の執筆も依頼、小説が映画公開よりも先に発売されてベストセラーとなり、映画も1970年の年間興行成績第１位となる大ヒットとなった。セントラル・パークにある「ウォールマン・リンク」など、冬のニューヨークで撮影された名場面が多数。1978年にはオリバーのその後を描く続編『続ある愛の詩』が製作された。
　ハーバード大学に通うオリバーは、ラドクリフ女子大の図書館のカウンターでジェニーと出会い、一目で恋におちる。二人は愛し合い、やがて結婚を考えるが、ボストンの大富豪であるオリバーの父は、イタリア系移民で菓子職人の娘ジェニーとの結婚に反対し、絶縁を切り出す。オリバーはジェニーを選び、二人は結婚してニューヨークに新居を構えるが、幸せの絶頂のなか、ジェニーを病魔が襲う…。