あらすじ：　1908年、清朝第11代皇帝、光緒帝の崩御に伴い、まだ幼い溥儀は西太后に指名され第12代皇帝に即位する。だが、1912年には中華民国が樹立され、清朝は滅亡。結果皇帝の肩書きだけが残り紫禁城から一歩も出られず、伝統的な皇帝の生活を続けさせられることになる。1924年には北京政変によってついに紫禁城からも追放され、肩書きも剥奪される。そんな彼に手を差し伸べたのが彼を利用しようとしていた大日本帝国だった。1934年、溥儀は満州国皇帝となるが、実際には日本の傀儡でしかなかった。やがて、日本の敗戦により満州国は滅亡、日本へ亡命を図った溥儀はソ連軍に捕らえられてしまう…。