あらすじ：エルヴィス・プレスリー、フランク・シナトラ、サイモン&ガーファンクル、カーペンターズ、モンキーズ、ビーチ・ボーイズ…スーパースターたちが歌った誰もが知る名曲の数々を演奏していたトップ・ミュージシャンによる伝説のセッション集団「レッキング・クルー」。1960～70年代にかけてロサンゼルスを拠点に活躍し、数々の歴史的名曲を演奏した彼らの活動を、貴重な名演奏をちりばめながら描いた音楽ドキュメンタリー。

　監督はレッキング・クルーの伝説的ギタリスト、トミー・テデスコの息子デニー・テデスコ。ブライアン・ウィルソン、シェール、ナンシー・シナトラなど錚々たる面々にインタビューを重ね、歴史的名曲の数々を全編にフィーチャーして2008年に作品は完成、各国の映画祭で絶賛されたが、劇場公開には音楽使用料50万ドルが必要なことが判明。クラウド・ファンディングなどで資金を集め、2015年にようやく全米公開された。
　デニー・テデスコは父のトミー・テデスコが肺がんと診断された時、卓越した演奏力で膨大な名曲を産み出しながらレコードにクレジットされることもなく、ほとんど知られていない父とその仲間たちの記録を残そうと撮影を開始。TVドラマ「ボナンザ」や「バットマン」、「明日にかける橋」「ビー・マイ・ベイビー」｢カリフォルニア・ガール｣「恋の終列車」「悲しき初恋」「ラスベガス万歳」「カリフォルニア・ドリーミング」といった名曲の誕生秘話が語られる。


【配信期間：2021年12月1日～12月30日】