オススメポイント：　ジョン・グリーンのベストセラー小説「さよならを待つふたりのために」を映画化したハリウッド映画『きっと、星のせいじゃない。』(2014)のインド版公式リメイク。A・R・ラフマーンの音楽に乗せ、切なさと涙に特化した究極の難病ラブストーリーになっており、また主人公がラジニカーントの熱狂的ファンという設定も泣かせるラジ二・ファン必見の映画にもなっている。主演のスシャント・シン・ラージプートが2020年6月に死去し、彼の遺作となった。主人公がガン患者たちとラジニ愛に満ちた自主映画「ラジニが現れ　夢がかなう」を撮るのはインド版のオリジナル設定。本編にはラジニカーント主演の『ボス　その男シヴァージ』(2007)と『帝王カバーリ』(2016)の映像も使用されている。また、ヒロインが大ファンで、パリまで追いかけていく伝説の歌手を演じているのは『エージェント・ヴィノッド／最強のスパイ』(2012)やNetflixの「聖なるゲーム」などのボリウッド・スター、サイーフ・アリー・カーン。